「自信は体験がつくる」初めて外国人学習者に教えたJICテキスト実践会

日本語を教えようと思って勉強してる、でもまだ自信が持てない。

こんなふうに感じて最初のスタートが切れないという方も多いんじゃないでしょうか。

「教えるといっても、どんな感じなのかイメージが湧かない」

「まだ準備が整っていない気がする」

「もう少し勉強して、自信がついてから始めたい」

わくキャンで未経験から日本語の教え方を学んでいる受講生の中でも、

そういった声は聞こえてきます、

そこで、今回わくキャンコミュニティでは初めて、

JICテキストを使って、実際の外国人学習者に教えてみよう

という実践会を開催しました。

ちほみ先生が、いつも話している言葉

自信は、体験がつくる。

勉強を続けていれば、いつか自然に自信が生まれるわけではありません。

実際にやってみる。

思ったようにできなかったことも含めて振り返る。

そして、「自分にもできた」という小さな体験を重ねる。

今回の実践会は、この言葉を体現するための企画でもありました。

一人では不安だから、みんなで最初の一歩を踏み出す

初めて外国人学習者に日本語を教えるのは、やはり緊張します。

自分で学習者を探し、レッスンの日程を決め、教材を用意し、Zoomを立ち上げる。

教えた経験がない状態で、すべてを一人で準備するのは、決して簡単ではありません。

そこで今回は、ZOOMで外国人学習者と先生を集め最初に全体で流れを確認したあと、

それぞれ外国人学習者とブレイクアウトルームに分かれ、1対1で50分のレッスンを行いました。

最後に全員で集まって感想を聞いておしまいです。

日本語を学んだことがない人に教えてみる

今回募集した外国人学習者は、日本語を一度も勉強したことがない方、または勉強を始めたばかりの0初級〜初級の方です。

レッスンのテーマは、

日本語で自己紹介ができるようになろう

名前、出身地、仕事、好きなことなどを、JICテキスト(初級のオンラインテキスト)を使いながらマンツーマンで練習をします。

日本語をある程度話せる学習者との会話であれば、相手の知っている言葉に助けてもらいながらレッスンを進めることもできます。

しかし、日本語をまったく知らない人に教えるときは、そうはいきません。

どのように意味を伝えるのか。

どこまで説明するのか。

相手が理解できているかを、どうやって確かめるのか。

そして、まだほとんど日本語を知らない学習者が、少しずつ言葉を口にできるようになるとは、どのようなことなのか。

それを、知識として聞くだけではなく、実際に体験してほしいと考えました。

参加表明16名。当日は想定外のスタートに

外国人学習者は、海外の日本語学習コミュニティで募集しました。

募集を始めると、参加を希望する方が次々に集まり、最終的に16名から参加表明がありました。

先生役のみなさんも、それぞれ当日のレッスンに向けて準備を進めてくれていました。

ところが当日、実際にZoomへ入室した外国人学習者は、なんと5人!

時差の勘違いや急な予定変更など、理由もさまざまでしたが、こんなにドタキャンされるとは!

今回は急きょレッスンを前半と後半に分け、25分ずつで先生を入れ替えて学習者と話せるように組み直しました。

それでも、準備してくれていたすべての先生に、十分な実践時間を用意することは残念でした。

準備どおりに進まないことも

実際のレッスンでも、先生たちはさまざまな状況に出会いました。

募集では0初級〜初級としていましたが、想定していたより日本語を話せる学習者もいました。

準備していた自己紹介をすでに学んでいたため、テキストを復習に使いながら、会話を中心に進めた先生もいます。

Zoomの画面共有やチャットの操作に緊張しながら、レッスンを進めた先生もいました。

用意した内容を、そのまま順番どおりに教えれば終わりではありません。

目の前の学習者が、何を知っているのか。

どんな日本語を使いたいのか。

何に興味を持っているのか。

相手を見ながら、その場でレッスンを変えていく必要があります。

予定どおりにいかなかったことも、操作に迷ったことも、相手に合わせて内容を変えたことも、すべてが実践でしか得られない経験です。

日本語を教えることは、その人を知ること

参加した先生たちからは、レッスン後にさまざまな感想をいただきました。

実際の外国人学習者と話してみると、単に自己紹介の日本語を練習するだけでは終わらなかったようです。

日本で長く生活しながら、仕事と勉強を両立している方。

忙しい毎日のなかで、少しずつ日本語学習を続けている方。

日本が好きで、もっと日本語を話せるようになりたいと考えている方。

日本語を忘れないよう、話す機会を探していた方。

日本語を教える約50分は、その人がどのように暮らし、何を頑張り、なぜ日本語を学んでいるのかを知る時間にもなりました。

参加者からは、

  • 学習者の努力を知り、驚きと尊敬を感じた
  • 日本語を学び続ける姿に、自分も励まされた
  • 実際に話せたことで、小さな自信になった
  • 学習者と話せなかった時間も、ほかの先生との交流が刺激になった
  • またこのような機会があれば参加したい

といった声がありました。

行動すると想定外なことも起こり、その想定外を乗り越えられた

できることがあった、そういった考えていた時には予想できなかったできごとが

人を成長させてくれるのだと思います

初めて教えた経験が、小さな自信になる

初めてのレッスンが、最初から完璧にできる人はいません。

準備していた言葉が出てこない。

思ったより時間が余る。

反対に、説明に時間がかかりすぎる。

画面共有やパソコンの操作に慌てる。

学習者の反応を見ても、理解できたのか分からない。

実際に教えてみると、次に勉強したいことが次々と見つかります。

でも同時に、

一度、外国人学習者とレッスンを最後までやってみた

という経験も残ります。

今回参加した方からも、Zoomの操作に緊張しながらレッスンを終えられたことが、小さな自信になったという感想がありました。

自信がついてから実践するのではありません。

実践した経験が、次の自信をつくります。

ちほみ先生の、

自信は、体験がつくる。

という言葉を、参加者のみなさんがそれぞれの形で体感した時間になったと思います。

不安を自信に変える体験へ、一歩踏み出そう

動画を見て勉強している。

テキストも読んでいる。

日本語の教え方について、少しずつ分かるようになってきた。

でも、実際に教えるのはまだ怖い。

準備が足りない気がする。

そんな方にこそ、安心できる場所で、最初の一歩を踏み出してほしいと思っています。

今後は、わくキャンの受講者だけでなく、

  • 日本語の教え方を勉強し始めた方
  • まだ外国人学習者に教えた経験がない方
  • オンライン日本語教師に興味がある方
  • 自分にできるか、一度体験してみたい方

に向けた、無料の実践体験会も開催する予定です。

開催日程や募集方法は、わくキャン公式LINEでお知らせします。

不安を自信に変える体験へ、一歩踏み出そう。

一歩踏みだす勇気が出る動画はこちらです

無料実践体験会に興味のある方は、公式LINEにて募集しますので登録してお知らせをお待ちくださいませ。

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